在宅ワークを始めるとき、「1日の流れってどうなっているの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。これまで通勤や通所で働いていた方にとっては、在宅勤務のイメージがつきにくいこともありますよね。
大阪・平野町にある就労継続支援A型事業所「リカレント」では、障がいを抱える方が安心して働けるよう、在宅ワークを中心とした働き方を整えています。雇用契約を結んだうえで、短時間・在宅での業務に取り組んでいただけます。
今回は、「リカレント」での在宅勤務の1日の流れをご紹介します。在宅ワークに興味がある方や、「リカレントで働いてみたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
就労継続支援A型「リカレント」の1日の流れ(在宅・2時間勤務)

就労継続支援A型「リカレント」での一日の流れ(2時間作業・在宅利用者)のスケジュールは、以下の通りです。
【始業前】
7:00~7:30 起床
7:30~8:30 朝食・身支度を整える・カーテンや窓を開けて換気
8:30~8:45 ノートPCなど作業の準備
朝の時間は生活リズムを整えるための大切な時間です。起床・就寝時刻を揃えることで、メンタル面の安定にもつながります。カーテンや窓を開けて日光を取り入れ、仕事用の服に着替えることで「オン・オフ」の切り替えもスムーズになります。
【始業~午前の作業】
8:45~9:00 勤怠管理システムに打刻
9:00~ 作業開始。体調管理の記録を提出。支援員より体調確認の連絡(1回目)
9:30~10:30 午前の作業
10:30~11:00 支援員より体調確認の連絡(2回目)
退勤前に業務報告を提出。勤怠管理システムに打刻し、終業
作業はノートPCを使って行います。支援員との連絡はSlackのチャットや「ハドルミーティング(音声通話)」で行われ、体調確認も1日2回実施されます。疲れを感じる前に、3〜5分の小休憩を挟むことも推奨されています。
大阪・平野町の就労継続支援A型「リカレント」では、ご自身の体調に合わせて、無理のないペースで作業を進めることができます。
◎おすすめの在宅ワークの過ごし方

【始業前(7:00~9:00)】
起床と就寝の時刻を揃える

在宅勤務では、通勤や通所の必要がない分、朝の時間にゆとりが生まれます。これは大きなメリットですが、その反面、生活リズムが乱れやすくなるという側面もあります。
とくにメンタル面で不調を感じやすい方にとっては、「起床と就寝の時刻を揃えること」が、心身の安定につながる大切な習慣になります。
おすすめの起床時間は、7時〜8時頃。この時間に起きて朝食を取り、身支度を整えることで、自然と「仕事モード」に切り替えることができます。通勤がないからといって、遅くまで寝てしまうと、体内時計が乱れやすくなり、日中の集中力や気分にも影響が出てしまいます。
そして、起床時刻を安定させるためには、前日の就寝時刻を整えることが不可欠です。理想は、日付が変わる前に布団に入り、なるべく早めに体を休めること。夜更かしが続くと、朝の目覚めがつらくなり、在宅勤務のリズムが崩れてしまいます。
朝は、目覚まし時計を使って決まった時間に起きる習慣をつけましょう。カーテンや窓を開けて、朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、自然な目覚めにもつながります。
在宅勤務は、自分で時間を管理する働き方だからこそ、「生活リズムの安定」が仕事の質にも直結します。無理なく続けられるペースを見つけて、心地よい1日のスタートを切りましょう。
カーテンや窓を開けて、こまめな換気を習慣に

在宅勤務では、通勤がなくなる分、室内で過ごす時間が長くなります。これまで会社に向かう途中で自然と浴びていた朝の日差しや、外の空気に触れる機会が減ることで、気分や体調に影響が出ることもあります。
理想的なのは、朝の時間に軽く散歩をすることですが、「そこまでの時間は取れない」という方も多いでしょう。そんなときは、カーテンや窓を開けて、日光と外気を室内に取り入れる工夫がおすすめです。
朝の日差しを浴びることで、体内時計がリセットされ、起床と就寝のサイクルが整いやすくなります。日光浴は、セロトニンやビタミンDの生成にも関係しており、メンタルバランスを保つうえでも効果的です。
また、窓を開けて換気をすることで、室内にこもった空気を入れ替え、新鮮な空気を取り込むことができます。換気を怠ると、二酸化炭素の濃度が上がり、息苦しさや頭痛、集中力の低下につながることもあります。
作業中も、1〜2時間に1回は窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。外の音が聞こえることで、朝の目覚めや気分転換にもつながります。
感染症対策の観点からも、部屋の両側にある窓を開けて「風の通り道」を作ることで、効率よく換気ができます。空気の流れを意識することで、より快適な作業環境が整います。
在宅勤務だからこそ、自分の空間を心地よく保つ工夫が大切です。朝のひと手間が、1日の集中力と気分を大きく左右しますよ。
仕事用の服に着替える

在宅ワークを始めると、「人目がないから、部屋着のままでもいいかな」と思ってしまうことがあります。確かに、誰かに見られるわけではないので、服装に気を使わなくても問題はないように感じるかもしれません。
ですが、実はこの「服装の切り替え」が、在宅勤務を快適に続けるための大切なポイントになります。
在宅勤務で難しいのは、「オン」と「オフ」の気持ちの切り替えです。自宅という生活空間で仕事をするため、日常の延長のような感覚で作業に入ってしまい、集中力が続かなかったり、仕事とプライベートの境目が曖昧になってしまうことがあります。
そこでおすすめしたいのが、朝に「仕事用の服」に着替える習慣です。
服を着替えることで、自然と「これから仕事を始める」という意識が芽生え、作業モードに入りやすくなります。これは、通勤時に制服やスーツに着替えるのと同じような効果があります。
「仕事用の服」といっても、必ずしもフォーマルである必要はありません。ポイントは“いつでも外に出られる服装”を基準にすること。清潔感があり、気持ちが引き締まる服を選ぶとよいでしょう。
また、手持ちの服の中から「在宅ワーク用の制服」を決めておくと、毎朝の服選びに迷うこともなく、スムーズに1日をスタートできます。
服装は、自分自身の気持ちを整える「スイッチ」のようなもの。小さな習慣ですが、在宅勤務を快適に続けるための大きな助けになります。
始業前のノートPCセッティングと準備

一般的なオフィスの在宅勤務では、午前9時前後に始業する企業が多く、就労継続支援A型「リカレント」でも、在宅勤務の利用者の方には9時頃を目安に作業を開始していただいています。 (※ご利用者の状況に応じて、始業時刻は多少異なる場合があります)
在宅勤務では、主にノートPCを使った作業が中心となります。スムーズに業務を始めるためには、始業の15分前にはPCや通信環境の準備を済ませておくことが理想です。
まずは、会社から貸与されたノートPCを起動し、インターネットに接続できるかを確認しましょう。Windowsの更新や接続トラブルなどで立ち上がりに時間がかかることもあるため、少し早めに準備しておくと安心です。
モバイルWi-Fiを使用している場合は、電源をONにし、充電が不足していればケーブルを接続しておきましょう。Slackや勤怠管理システム(knowbeなど)にログインできるかも事前に確認しておくと、始業後に慌てずに済みます。
また、「リカレント」では作業開始時に支援員から体調確認の連絡が入ることがあります。電話やSlackのハドルミーティング(音声通話)を通じて行われるため、スマートフォンやノートPCの充電も忘れずに整えておきましょう。
このように、始業前の準備時間も仕事の一部と考えることで、気持ちの切り替えがしやすくなり、集中力の高いスタートが切れます。
【始業~午前の作業 9:00~10:30】
勤怠管理システムでの打刻について

在宅勤務では、インターネットを通じて「出勤」と「退勤」の記録を行う、オンライン型の勤怠管理システムを使用します。 これまで職場や作業所でタイムカードを押していた方も多いかと思いますが、イメージとしてはその「タイムカードのオンライン版」と考えていただければ分かりやすいでしょう。
「リカレント」では、たとえば9時00分に作業を開始する場合、8時46分〜8時59分の間に出勤打刻を行います。これはあくまで「出勤記録」を残すためのものであり、給与は実際の作業時間に基づいて計算されます。
作業終了後は、終業時刻になったら速やかに退勤打刻を行いましょう。作業が途中であっても、いったん区切りをつけて、翌日以降に続きを行うことができます。
このように、在宅勤務でもしっかりと勤務時間を記録することで、業務の見える化と安心感につながります。 「リカレント」では、勤怠管理の操作方法についても丁寧にサポートしていますので、初めての方でも安心して取り組んでいただけます。
疲れを感じる前にこまめに休憩を取る

在宅勤務では、長時間ノートPCの画面と向かい合う作業が続くため、知らず知らずのうちに疲労が蓄積されることがあります。 「リカレント」での就労は1日2時間の短時間勤務ですが、それでも疲れを感じる前にこまめな休憩を取ることが大切です。
目安としては、45分〜1時間ごとに3〜5分程度の小休憩を挟むのがおすすめです。 とくに障がいの特性によっては、過度に集中しすぎてしまったり、体力の消耗が早くなるケースもあるため、意識的に休憩を取る習慣をつけましょう。
休憩中には、以下のようなリフレッシュ方法が効果的です。
- お茶やコーヒーなどの飲み物をゆっくり飲む
- 立ち上がって軽くストレッチや伸びをする
- 画面から目を離して、遠くを見て目を休ませる
また、作業に支障が出ない範囲で、間食(おやつ)を取ることもOKです。 ナッツ類は空腹を抑え、集中力の維持に役立つ栄養素が豊富ですし、ハイカカオチョコレートには疲労回復の効果も期待できます。 もちろん、食べすぎには注意が必要ですが、少量をつまむ程度であれば問題ありません。
小休憩で気持ちを切り替えたら、また机の前に戻って作業に集中しましょう。 「休むこと」も仕事のうちと考えて、無理なく続けられるペースを大切にしてください。
自身の体調についてきちんと報告する

在宅勤務では、基本的に作業は一人で行うため、自己管理がとても重要になります。とくに体調面については、オフィス勤務のように周囲が気づいてくれることが少なく、変化が見えづらい環境です。
「リカレント」では、在宅勤務の利用者様が安心して働けるよう、血圧計・体温計・パルスオキシメーターの3点セットを無料で貸与しています。これらの測定器を使って、始業前に体調をチェックし、結果をテキストメッセージで報告していただきます。
その後、支援員から電話やSlackのハドルミーティング(音声通話)で、体調確認や「本日の作業が可能かどうか」などの聞き取りを行います。 もし不安がある場合は、その場で遠慮なくお話しください。
体調報告は、なるべく偽らず、正直に伝えることが大切です。支援員は同じ空間にいないため、在宅勤務中の利用者様の様子を「察する」ことは難しく、報告が頼りになります。
きちんと体調を伝えていただければ、支援員はその日の作業量や対応を柔軟に調整できます。無理をせず、安心して働ける環境づくりのためにも、「報告すること=自分を守ること」と考えて、気になることは素直に伝えてみてください。
【~終業 10:30~11:00】
業務で分からないことがあれば、連絡を取る

在宅で作業を進めていると、業務の中で「これで合っているかな?」「この操作はどうすればいいんだろう?」といった疑問が出てくることがあります。 そんなときは、ご自身の判断だけで進めず、必ずサービス管理者や支援員に相談・確認を取るようにしましょう。
誤ったまま作業を進めてしまうと、後でやり直しが必要になったり、WordPressなどのWebサイト操作で思わぬ影響が出てしまうこともあります。 「リカレント」では、こうしたトラブルを未然に防ぐために、Slack(スラック)というビジネス向けチャットアプリを活用しています。
質問や疑問点がある場合は、Slack上で担当者宛にメッセージを送ってください。 また、業務終了時には「業務の感想」や「気づいたこと」を書き込む機会がありますので、そこでも気軽に伝えていただけます。 支援員は複数の利用者と連絡を取っていたり、事業所での来客対応などで即時対応が難しい場合もありますが、必ず折り返しでご連絡いたします。
さらに、「リカレント」では週に1度(時季によっては月1回以上)、大阪・平野町の事業所に通所していただき、対面での面談の機会を設けています。 このタイミングで、業務上の不明点や不安を直接相談していただくことも可能です。
在宅ワークとはいえ、業務上のやり取りは対面の方がスムーズに進むこともあります。通所の機会をうまく活用しながら、安心してお仕事に取り組んでいただければと思います。
就労継続支援A型「リカレント」の在宅ワークで、ゆとりある働き方を

11時(もしくは各自の終業時刻)になりましたら、就労継続支援A型「リカレント」での1日の作業は終了です。 お疲れさまでした。あとは昼食をとって、午後はゆっくりと自分の時間を過ごしていただけます。
「リカレント」では、午前中の2時間勤務を基本としているため、午後のプライベート時間がしっかり確保できる働き方が実現できます。 通勤の負担もなく、ご自宅で落ち着いて作業できるため、体調や生活リズムに合わせて無理なく働ける環境です。
午後はスキルアップや休養に
午後の時間は、ご自身の進路や興味に合わせて、以下のように活用できます。
- 資格取得やスキルアップの勉強
- 趣味や創作活動、読書などのリフレッシュ
- 通院や家事など、生活の予定を無理なくこなす
- 体調に合わせて、しっかり休養をとる
「リカレント」では、資格取得を目指す方への支援も行っており、参考書や業務関連書籍の購入補助制度もございます。 さらに、月3日まで「予備日(学習日)」を設定でき、作業時間を学習に充てることも可能です。
短時間勤務でも、しっかりと自分の未来に向き合える時間が持てるのは、「リカレント」の在宅ワークならではの魅力です。
事業所アクセスとお問い合わせ
就労継続支援A型「リカレント」は、大阪・平野町に事業所を構えています。 大阪メトロ堺筋線・京阪本線「北浜駅」⑥号出口より徒歩5分でアクセス可能です。
障がい者手帳をお持ちの方で、「リカレントで在宅ワークを始めてみたい」とお考えの方は、当サイトよりお問い合わせいただけます。 お問い合わせ欄には、以下の内容をご記入ください。
- 氏名(お名前)
- メールアドレス
- 電話番号
- 「在宅ワーク希望」の旨をお問い合わせ内容に記載
※定員に達し次第、募集を締め切る場合がございますので、あらかじめご了承ください。
現在募集中の職種がある場合は、ハローワークのインターネット求人情報サービスにも掲載しておりますので、併せてご確認ください。